結野アナ

♪風の中のす〜ばる〜 クソの中のピ〜ナ〜ッツ〜
というわけで病院で大腸内視鏡検査をしてきたんだよ。夏からずっと胃カメラやらCTスキャンやらやってきて、ラストはアナルでキメッ!どこがどう悪いってわけじゃないんだけど、医者ってのはどうも人体に管を差し込みたい生き物らしくてね。これで口からとケツからの両方が開通したってわけで、俺縦断トンネル開通プロジェクトもここで無事フィナーレ。
胃カメラは麻酔の効き具合で苦しさは違うんだけど、やっぱり苦しいよね。下手なとこだとヨダレ垂らして涙ぐむくらい。その点大腸カメラは、最初のアスホールさえ通過してしまえば、あとは腸内の違和感を押し殺せばなんとかなる具合。ただやっぱり気持ち悪いは悪いわけで、その間ピアスだらけのギャルっぽい看護師に半笑いで「大丈夫ですか?」なんて聞かれても、ケツに管差されてポーカーフェイス気取れる紳士がどこにいるんだよって話なんですけど。胃カメラの時も思ったけど、人に拷問まがいのことしておきながら医者と看護師で談笑とかすんのやめて欲しいよ。どうせ嘲笑するなら「ブザマだねお前〜今どんな気持ちだい?」とか罵ってくれよ看護師よ!そしたら「今夜は最高!」って返すから、そのまま光と音の未来をひらくパイオニアのCMに入ってください。
そんなタモリ気分の大腸内視鏡検査だけど、準備が大変なんだよね。まず前日から食事制限なのはまあいいけど、まず家で下剤飲んでそこそこ出しといて、検査当日も4時間前に病院入ってさらに下剤を2リットルも飲まないといけないわけ。それで腸内が綺麗になるまで出し続けないといけないんだ。2時間で8回もトイレ行ったよ。看護師に排泄物を見せて「OK」が出るまで出し続けないといけない。今まで色々な状況で色々な人間にダメ出しされ続けてきた人生だったけど、排泄物にまでダメ出しされるとはね……。最終的には下剤2リットル+500ミリリットル+水1リットルくらい飲んだよ。排泄物が透明に近い水にならないといけないってんだけど、俺のは延々と黄色いんだよね。なんで?下剤も水も無色なのに、この黄色い要素ってなに?俺の体って天然のオロナミンC製造マシーンかなんかなの?あと下剤飲み室(変な部屋)の雑誌置き場に置いてあったモーニングが2011年11月のと2012年11月のだけだったんだけど、モーニングって年刊だっけ?なんで年に1回この時期だけモーニング買ってんの?「ジャイアントキリング」の話が全然繋がってないじゃんか!でも「僕の小規模な生活」はなぜか繋がってた。