シルバニアファミリー・裏切りと哀愁のおうち

ガキ使の後にやってるミュージックフェアみたいなやーつに徳永英明が出演していて、己がカヴァーした昭和の名曲について紹介していた。結果『徳永よ、お前は俺か!』というくらい、いつか俺がカヴァーするつもりだった曲とかぶっていて、失われつつある禁じられたモニュメント、略して失禁してしまうくらい驚きを隠せなかったダス。
「時代」「異邦人」「瞳はダイアモンド」「人形の家」…もし俺が実力派女性シンガーだったなら高らかに吟じ上げたいソングス!徳永は男ながらに実践しているが、まあ聴いてみるとやっぱオリジナルのほうがいいよね…ていうか「人形の家」なんて聴いてグッとくるような客層がまずスタジオにいねえし、客席でデビルマンレディこと冨永愛が口パクしながら聴いてたけどウソだろおまえオリジナル歌ってた弘田三枝子知らねえだろ。たまにテレ東の歌謡曲番組に今でも出てくるけど、完全にアレ放送しちゃいけない生き物になってきてるから。
それを差し引いても弘田三枝子の全盛期の歌唱力は凄い。超弩級の昭和声。しかも昭和40年代で絶滅してしまったと思われる昭和ソウルボイスだと思います。歌詞もすごいしね。昭和感丸出しなんだよどいつもこいつも!大好き!
「人形系」の歌としては伊藤つかさの「少女人形」と双璧をなす人形ソングだと思います。徳永さんもぜひ「少女人形」もカヴァーしてください。それが真のヴォーカリストってもんだろうが!