夢芝居

ひとりぐらしの醍醐味といえば無意味な行動。何の脈絡もないダンスやポージング、それまでの行動と全く無関係な言葉を連呼しているときに何ものにも代えがたい自由を感じます。余りに意味がないため、その日に行ったポージングや独り言などは寝てしまえば忘れてしまう儚いものなのですが、余りに書くことがないためにそんなことも記して生きている証を残したいと思います。
ポージングは基本的に間抜けであればあるほど熱い夜であることを示しているのですが、迷った時にはジョジョ立ちと呼ばれる荒木飛呂彦的な動きをすることが多いです。気分がよいと阿波踊りの途中のポーズみたいな感じが多いです。ポージングは動きがあるために立っている時に行うことが殆どです。部屋の中で立っている時といえば換気扇の下でタバコを吸っている時と相場が決まっているので、くわえタバコのハードボイルド風味からの「どくボラえもんです!」スチャッ!ポーズ!みたいな感じです。この時の「どくボラえもんです!」はなぜか最低3回は言います。ポージングは5秒くらい行って飽きたら全てを忘れてタバコをもみ消し、冷静になるかと思いきや「地球最後の男・オメガマンか…」などとつぶやき、一連のショータイムは終わります。何度も言いますがこれらの行動に全く意味はありません。
今日は特に動きはなく「ムックですぞー!」を全くムックの物まねをせずに行う、という行為に留まりました。なぜ感極まってムックを名乗ったのかはわかりませんが、ネットで見かけた好みのAV女優が調べてみるとすでに引退していたことが分かった瞬間に出た言葉であることは否めません。